市大で成長していくもの
大学の中で元気に育っているものの中に、開学から3年近くかけて記念に植えた「かしの木」、「くぬぎ」などがあります。植えた時は70cm位の苗もすでにその姿は林へと成長しています。
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大学の中で元気に育っているものの中に、開学から3年近くかけて記念に植えた「かしの木」、「くぬぎ」などがあります。植えた時は70cm位の苗もすでにその姿は林へと成長しています。
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1998年に5期生として入学いたしました。当時の大学は施設がまだ新しくて、自分もまだ若かったこともあり、美術系の大学なのに綺麗すぎるなんていきがっていたこともありました。先生方に反発し、生意気な態度をとってもいました。あれから十数年、現在デザイン工芸学科で指導する立場で大学にいます。現在では大学の至る所に傷み汚れがあり、決して綺麗な施設ではなくなってきました。私も昔とは反対に掃除しろ、片付けろ、などと口うるさく云わなければならない日々。20年間の記憶。
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私が市大の一期生として入学した当初、校舎は半分、講堂もなく、もちろん現在のような立派な工房棟もない状態でした。
今は無き芸術学部棟の非常階段を駆け下り、プレハブ小屋(現在は芸術学部横の駐輪場となっている場所)の中で、彫刻専攻教員全員の熱血指導と視線を浴びながらの実習をこなしていたのを思い出します。 続きを読む
バイオセンサなど、情報科学と生物学の融合領域の教育・研究を担当する任務を負って開設した情報材料2講座は、矢野卓雄、中野靖久、会見忠則、のちに末原憲一郎や香田次郎を迎えて、バイオ計測分野、特に近赤外分光法の利用では、ずっと世界をリードしてきた。また、教育面でも、社会で大活躍の優秀な卒業生、修了生を数多く輩出してきた。
開学当初、人間も含めた生物を扱う研究室は稀であったが、今や多くの研究室が人間を扱う研究をしており、情報科学の領域を大きく広げた業績は素晴らしい。 続きを読む
開学から20年、工事現場さながらの大学オープンだったけど、それはそれで活気がありましたね。教職員も学生も毎日が必死で、超にも勝る究極の少人数教育状態。いつの日か学生が合言葉のように言い始めたのが “Carpe diem”(ラテン語)。英語流に言えば“Seize the day”。出所は 「いまを生きる(原題 Dead Poets Society)」(1989)の映画でエリート校に赴任してきた教師が引用した詩。 続きを読む